恋愛のはじまりについて、本当に守れる自分だけの原則をどう書くか
恋愛にまつわるアドバイスの多くはリストの形をしています。好きなタイプ、避けるべきサイン、自分の傾向を知っておくこと。プロフィールを眺めている段階なら、リストは確かに役立ちます。でも三ヶ月も経って、すでに気持ちが動いてしまったあとでは、ほとんど役に立ちません。そのころ本当に問われているのは「この人はリストに合っているか」ではなく、「もう少し様子を見るべきか、それはなぜか」だからです。恋愛についての個人的な原則とは、もっと精密なリストのことではありません。この二つ目の問いのためのルールであり、その渦中に入る前に書いておくことで、すでに相手を好きになっている気持ちと競り合わずに済むようにするためのものです。
「自分の基準」がなぜ試される瞬間に崩れるのか
「自分の求めるものは分かっている」「妥協はしない」「基準は高いほうだ」——これらが失敗するのは、「お金にもっと自律的になる」が失敗するのと同じ理由です。それは自己評価であって、ルールではありません。そして自己評価は破ることができません。自分は基準が高いと心から思っていながら、同じような連絡の途絶え方や、二人の関係について曖昧な返事を、三回も同じように大目に見てしまうことがあります。踏み越えたと指させる具体的な一線などなかったからです。抽象的には正しく、夜十一時にようやくメッセージが届いたその瞬間には消えてしまう、漠然とした「自分にふさわしいもの」への期待があっただけです。破ることのできない基準は、何も導いていません。実際にデートしている相手が現れるより前に、自分自身に贈っておく賛辞のようなものです。
ここは、恋愛の原則が静かに「相手を選別する物差し」に変わっていく場所でもあります。それは本来決めるための助けになるはずのもので、いちばん違う方向です。「好きなタイプ」は誰を迎え入れるかを表します。原則はさらに、いったん相手が中に入ったあと、自分が相手に対して何を負っているかも表さなければなりません。これが何なのかを正直に話しているか。名前のつかないまま漂わせている状態をどこまで許すのか。放っておいて自然にフェードアウトさせる代わりに、早く言えば早く終わることをきちんと言うのか。
タイプを推測するのではなく、自分の恋愛の履歴を掘る
「自分が何を求めているか」と自問するところから始めないでください。「優しい」「向上心がある」「面白い」といった形容詞が出てくるだけで、それは自分に合わなかった相手にも当てはまっていたはずの言葉です。代わりにこう聞いてください。
- すでに分かっていたのに続けてしまった関係はありますか。最初に気づいていながら「まだそこまでではない」と自分に言い聞かせたことは、具体的に何でしたか。
- 付き合いはじめによく口にする「今は真剣な関係は求めていない」「返信が苦手なだけ」といった言葉は、実は自分が相手に出している警告でしょうか、それとも相手からもらいたいと思っている警告でしょうか。
- 関係を続けていた理由が、終わらせるほうが続けるより面倒だったから、というだけだったことはありますか。
- 自分が付き合う相手の傾向について、親しい友人に指摘されて当時は聞き流したけれど、あとから振り返れば当たっていたことは何ですか。
きれいに整えた特徴ではなく、正直な物語として書いてください。「同じような理由で三回も約束をキャンセルされたのに、それでも二ヶ月も付き合いを続けたのは、考えすぎる人間だと思われたくなかったから」は、原則が本当に守るべき場所を正確に示しています。「誠実な人が好き」は、まだ一度も約束をキャンセルされる前に書けてしまう文章で、次に同じことが起きたとき、何の役にも立ちません。
タイプではなく、その瞬間についてのルールを書く
タイプは、自分がどんな人に惹かれるかを表します。原則は、自分の履歴にある古いパターンがまた現れはじめたその瞬間に何をするかを表します。「二度気づいたことは見過ごさない」はだいぶ近づいていますが、まだ否定形で、何をやめるかしか言っていません。「同じことが二度目に気になったら、友人にではなく本人に直接口に出す」は、瞬間についてのルールです。きっかけ(二度目に気になること)があり、具体的な行動(本人に伝える)があり、一週間後の自分がそれを実際にやったかどうか確認できます。
どんな原則にも当てはまる二つの検査をかけてください。破ることができるか——返信のないメッセージ、聞けなかった質問など、それを破ったと言える具体的なものがあるか。何かを犠牲にするか——本当は望んでいたより早く関係を終わらせたり、心地よくないタイミングでも早めに何かを言わせたりしたことが一度もない原則は、ルールではなく、ルールの形をした好みに過ぎません。
実際に確認できる行動基準を付ける
原則そのものは広いままにしておき、その下に付ける行動基準は具体的で、すでに気持ちが動いている自分のために書きます。プロフィールを眺めている自分のためではありません。「『まだ話し合っていない』を答えの代わりにしない」という原則なら、有効な行動基準はこうなります。四回目か五回目のデートまでに、教えてもらうのを待つのではなく、これが何なのか自分から直接聞く。友人に二回同じパターンを話したら、三回目は本人に伝える。相手の行動について自分の中で説明を組み立てはじめていたら、一人で完結させずに本人に持っていく。どれも相手の気持ちを事前に正確に読み取る必要はありません。どれも、やったかやらなかったかがはっきりする具体的な行動であり、だからこそ「最近どうかな」という漠然とした感覚ではなく、確認できるものになります。
これは「好きなタイプ」や恋愛のチェックリストとどう違うのか
チェックリストは、相手をまだよく知らない段階で当てはめるものです。身長、収入、子どもが欲しいかどうか。こうした絞り込みには確かな価値があり、それ自体は何も問題ありません。でもそれでは、もっと難しい問題には対応できません。本当の危険は、選ぶ相手を間違えることではなく、まあ悪くないと選んだあとで、友人の関係だったら即座に指摘するはずの同じことを、何ヶ月も見過ごしてしまうことにあるからです。チェックリストはもとからこの二つ目の失敗を捉えるようにはできていません。原則が狙うのはそこです。
実際に代償を払った関係で、その原則を試す
振り返ると顔をしかめてしまう、具体的なあの関係を取り出して、その原則をそのまま当ててみてください。そのルールがあれば結果が変わっていたなら——五ヶ月目ではなく五回目のデートでそのパターンを言葉にできていた、あるいは六週間後ではなく最初に迷いを感じた時点で終わらせていたなら——それには牙があるということです。そのまま残しましょう。何も変わらなかったなら、そのルールは狙う瞬間を間違えているということで、書き直すべきであり、捨てる必要はありません。自分の履歴の中に見つけたパターンそのものは、まだ本物だからです。ここでもう一つ分かるのは、その原則が本当に自分のものなのか、それとも自分とはまったく違う恋愛の履歴を持つ誰かから借りてきた基準なのかということです。実際にデートしているその場で、迷いが実際に現れるその瞬間に、自分がそれを守っている姿を思い描けないルールは、その瞬間に出会ったとき持ちこたえられません。
恋愛は、CreedOS があらかじめ用意している六つの領域のうち「人間関係」に含まれ、効率、感情、お金、健康、認知と並んでいます。それぞれに、行動基準まで書き込まれた信条のテンプレートが用意されていて、そのまま使うことも、一般的な「好きなタイプ」ではなく自分自身のパターンを言い表す言葉に書き直すこともできます。完全に無料で、アプリ内課金もありません。